新型 インプレッサ ニューヨークモーターショー

スバルは中期経営ビジョンである「際立とう2020」における次世代モデルの第1弾として、2016年のニューヨークモーターショーにおいて新型インプレッサが発表されました。インプレッサは初代モデルが登場したときから、スポーツワゴンという新ジャンルを採用したり、WRCに参戦したりなど、意欲的なクルマ作りを行ってきましたが、新型では全面刷新したプラットフォーム“SUBARU GLOBAL PLATFORM”を採用してきたことが話題となりました。

新プラットフォームに刷新されたことによる恩恵は、走りのあらゆる面に発揮されています。従来と比較すると1.7~2倍程度にまで引き上げられたボディとシャシーの剛性や強度により、世界トップクラスの衝突安全性を手に入れ、さらに快適な乗り心地やサスペンションなど足回り機構の進化と低重心化によってもたらされる素直なハンドリング性能など、走りの質感が様々なシーンでアップしていることが旧型から乗り換えるとすぐに体感できることでしょう。

スバルでは新型インプレッサの動的質感である安心感や心地良さを向上させることを一つの目標に掲げて開発したとのことですが、それが間違いなく達成されていることがわかります。この動的質感の向上は、車のことがよくわからない人でも、その車が良い車であることを素直に感じられる部分として重要な要素です。

広告
また新型インプレッサに搭載されるパワーユニットのFB型2.0L水平対向直噴エンジンは、従来型のエンジンと比べて約80%もの部品を刷新し、軽量化も実現するとともに出力と燃費の向上を達成しています。強烈なパワー感はありませんが、自然な感じで加速していく乗り味は、やはり動的質感の向上につながっています。特に152馬力を発生する直噴化された2.0L水平対向エンジンは、トルクがあり余裕のある走りを披露します。

パッと見た感じのエクステリアに関しては大人しいデザインに映る人が多いのではないでしょうか。確かに派手さはありませんが、ワイド&ローのスタイルはどっしりとした安定感があり、シャープなヘッドライトはスポーティかつワイドな印象を与えます。インテリアは硬質なドイツ車のような雰囲気を持っており、走り込むほどの魅力が増してきます。

目に見えない部分での評価では、やはり従来から評価が高かった安全性で、さらに磨きがかかりました。新プラットフォームを採用したことによって、世界最高水準の安全性となったといっても過言ではありません。カメラとセンサーを駆使した最新の運転支援システムが全車標準装備されていることだけでなく、剛性感が増したことと、しっかりした足回りによって、高性能なスポーツモデル並みの危険回避性能も実現します。

ニューヨークモーターショーに並んだインプレッサを眺めているだけではわからない、車としての本質の部分の進化が新型インプレッサの大きな魅力となっており、それはハンドルを握ったときにわかるでしょう。

広告